きょうだい児とは
きょうだい児とは、病気や障がいのある兄弟姉妹を持つ子どものことを呼びます。
これまでの日本は、障がい者本人への支援は少しずつ充実してきているものの、それを支える家族には支援の手が行き届いていませんでした。しかし昨今、「ケアする人にもケアが必要」という考え方が広がってきたことにより、きょうだい児にも焦点が当たるようになってきました。
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おみくんにもお姉ちゃんが2人います。きょうだい児という言葉は、おみくんが産まれる前は知りませんでした。おみくんが産まれて、やはりお姉ちゃん達の事が心配でした。弟の事でからかわれたり、いじめられたらどうしよう。と。嫌な思いをさせてしまうんじゃないかと。
その事もあり、おみくんが一歳になるまではダウン症のことは伝えず、ありのままのおみくんを可愛がってもらいました。お姉ちゃん達は弟大好きです。
一歳を過ぎた頃、寝室でおみくんの障害について伝えました。お姉ちゃん達の小学校は支援級もなく、身近に障害を持った方もいないので、言われてもピンとはきていない感じでした。
ピンとはこないながらも、真剣に話を聞いてくれてました。ダウン症とは人より成長がゆっくりな事、障害があっても今まで通り可愛い弟であることは変わらない事などなど、お話をして、なんとなくわかった。という感じでした。
お姉ちゃん達はその時はそうなんだ。くらいの感想でした。その反応にホッとしました。
その後もお姉ちゃん達は気になる事があると、聞いてくれ、少しずつ理解してくれていってくれています。弟への態度は変わらず、そこも安心しました。
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