退院、までの気持ち

産まれて次の日にダウン症の可能性を伝えられ、救急車で搬送、1ヶ月弱の入院

その間ちょっとした事でメソメソしたり、色々考えたり、悩んだりしたけど、毎日息子に会いに行き息子の可愛さに触れ、退院が楽しみ、早く一緒に暮らしたいと思えるようになりました。

そしてダウン症じゃない、そんな事信じない!と思っていましたが、大きい病院へ転院し、ここの先生にも言われ、ダウン症ではない可能性はほとんどないんだなーと少しずつ頭では理解していっていました。

頭と心は別物なので、心はなかなかついていかなかったですけど。

元気に産んであげられなくてごめんね

とは1回も思わなかったです。子どもは選んで産まれてくる、みたいな事を聞いた事はありますが、選んでくれたんだな…選んじゃったかー…こんなパパ、ママで大丈夫?

なんて思っていました。でも大丈夫だと思ってくれたから私たちのところにきてくれたのかな。

息子へのごめんね、はなかったですが、今関わってる人達へは思っていました。

上の子達が弟の事でいじめられたらどうしよう。おじいちゃん、おばあちゃんなんて思うんだろう。実際考えても仕方ないし、そんな事思うだけで酷いのかな。

そんな感じでほんと色々、色々酷い事や悩んでも仕方ないことをグルグル考えてはちょっと前向きになったりして、退院を迎えました。

上の子達にはダウン症の可能性は言わなかったです。親も受け入れていないので、上の子達に言う事ができませんでした。

何も知らない上の子達にとても救われました。

日常、って素晴らしいですね。

何気ない会話、何気ない行動などとても暖かかったです。

産後里帰りをし、実家で暮らしていたので、1人で自宅にいた主人は寂しさと不安とで、複雑な毎日を送っていたようです。

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